御城印紹介18 備中高松城(墨城印)

3月の新作墨城印(御城印)は続日本100名城から「備中高松城」でした。

備中高松城といえば1582年に起こった「日本三大水攻め」の一つにも数えられる戦いで有名な城です。
織田軍として中国攻めした羽柴秀吉による備中高松城の包囲を受けたのは毛利家家臣・清水宗治でした。

この城は周辺を湿地帯に囲まれた、いわゆる沼の中にあるような鉄砲隊にも騎馬隊にも強い天然の要害でした。

秀吉は備中高松城に籠る清水軍約3,000(もしくは5,000)とされる10倍以上の兵力で周囲を包囲して補給路を断ちました。さらに梅雨の時期で増水していた足守川を堰き止め、僅か12日間で築いた堤防により備中高松城は水没。

兵糧攻めに加えて水攻めによって身動きの取れなくなった清水宗治は「本能寺の変」を知った秀吉の講和交渉に応じ、兵士たちを助けることを条件に自刃しました。その潔さに秀吉は「古今武士の明鑑なり」と宗治を称賛したとも伝わります。

 

備中高松城はその後、宇喜多家家臣・花房正成が城主を務めていますが、関ヶ原合戦後に花房職秀を経て廃城となったとされています。

 

ちなみに備中高松城を秀吉が降したのは6月ですが、備中に入国したのは大体今くらいの時期とされています。
梅雨の時期に向けてぜひ足を運んで欲しいという願いも込めて、今月は備中高松城となりましたm(_ _)m

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3月は岡山でしたが、4月のお城は関東地方のお城で企画中です♪

今後とも墨城印・墨将印をよろしくお願いいたします^^